10月にIPAの情報処理安全確保支援士を受験して12月21日にインターネットに合格者の受験番号が掲載されたが昨日ようやく合格証が手元に届いた。
安全確保支援士
情報処理安全確保支援士は経済産業省が認定する国家資格の1つで情報処理技術者試験にあった旧情報セキュリティスペシャリストを廃止し新たに作られた資格だ。
他の情報処理技術者試験と違い高度情報処理技術者試験には含まれてはおらず独立した資格となっている。
この情報処理安全確保支援士は他の資格と若干扱いが異なり名称独占資格であるため勝手に名乗ることが法律で禁止されているものの業務独占資格ではないのでこれと言って特別なにかができるようになるわけでもない。
それでも日本においてはセキュリティ資格の最高峰となっている。
届いた合格証
そんな資格ではあるが12月21日に合格発表があり、年明けの1月15日に発送されようやく手元に届いた。
届いた合格証、2ツ折りにならないように中に厚紙が入っている。
「名前と生年月日が違っていたら修正してちょ」という案内。過ぎたら訂正不可らしいが異なったままの名前で登録可能なのだろうか?
合格証本紙、大臣は世耕大臣の名前だった。
登録を促しとこの資格のメリットの案内(?)
この資格を受ける人はどの様な資格か知ってると思うのであまり同封する必要性は無いと思う。
登録作業
名称独占資格ではあるがこの資格は登録しなけれはいけない。
それでも先に書いた様に業務独占資格では無いのでこの資格を持っていなければならない業務は一切ない
そのため自分はこの資格の登録自体にはあまり意味がないと思う。(受験自体は力試しになるので意味はあるが…)
また登録したあとに講習をオンラインで年1回と3年ごとに集合教育に参加しなければならず時間と手数料が取られるだけでメリットをほとんどが感じないどころかデメリットが多すぎる気がする。
費用もオンラインが1回につき20,000円と高く集合教育に至っては1回80,000円とぼったくりにも程がある。
結局よく分からない資格
国としてはこの資格の保有者を増やしたいらしいがはっきり言って力試し以外の魅力がなく何のために高度情報処理の情報セキュリティスペシャリストから移行したのかもよく分からない。
名称独占資格にしたところで特段メリットもなく勝手に名乗る人もいないと思うし、保有者を増やしたいなら時間と金を貪るわけのわからない制度を廃止したほうがまだ増えると思う。
それでも合格できたことについては心から嬉しい